5.練習の始め方
糸刺しゅう用(中)とザリ糸、平織りの布、平らに固定した刺しゅう枠を用意して始めます。
刺しゅう枠にテープを巻いてすべり止めにする
アリワークはインドからヨーロッパに渡ったときタンバーワークと呼ばれるようになった話を前に書きました。Tambour workと書きます。Tambourはフランス語でドラム/太鼓という意味です。アリワークをするときも布は太鼓のようにピンと布を張って刺します。布がたるむと刺しにくくなります。もしお持ちの刺しゅう枠にすき間があったりして布がたるみやすいときは、内枠に薄手のテープをまくなどしてすべり止めにしてください。昔は「内枠」に巻くのが定番だったように思いますが、近頃は「外枠」に巻いている方も見かけます。どちらでも構いませんが、分厚く巻くと枠どうしがはまらなくなるのでご注意ください。また、一部分だけ分厚いところがあると横にすき間が出来て布がたるむので、最初と最後は重ねずに突き合わせるようにしたほうが良いと思います。
アリワークはインドからヨーロッパに渡ったときタンバーワークと呼ばれるようになった話を前に書きました。Tambour workと書きます。Tambourはフランス語でドラム/太鼓という意味です。アリワークをするときも布は太鼓のようにピンと布を張って刺します。布がたるむと刺しにくくなります。もしお持ちの刺しゅう枠にすき間があったりして布がたるみやすいときは、内枠に薄手のテープをまくなどしてすべり止めにしてください。昔は「内枠」に巻くのが定番だったように思いますが、近頃は「外枠」に巻いている方も見かけます。どちらでも構いませんが、分厚く巻くと枠どうしがはまらなくなるのでご注意ください。また、一部分だけ分厚いところがあると横にすき間が出来て布がたるむので、最初と最後は重ねずに突き合わせるようにしたほうが良いと思います。
この2つは私がよく使っている刺繍枠。楕円の枠には市販の布テープを貼ってあります。刺繍をする布がごく薄いときはゆるむことがあるので、そこだけマチ針で止めたりします。
四角い枠には12mm幅0.5mm厚さの綾テープを隙間なく巻いてあります。
巻いた布がゴロゴロしたり端がほつれたりするのが好きじゃないので、ほどよい幅と厚さのテープを探した結果です。
この枠はインド製で割と良く出来ているんですが、天然素材なので角の丸みがぴったり同じというワケにはいかず、最初に枠をはずす前に合印をつけてあります。この印どうしを合わせてはめればぴったりハマります。
四角い枠は布目がゆがみにくく、布を張りやすく、比較的大きな図案を刺すときに向いています。
この2つは私がよく使っている刺繍枠。楕円の枠には市販の布テープを貼ってあります。刺繍をする布がごく薄いときはゆるむことがあるので、そこだけマチ針で止めたりします。
四角い枠には12mm幅0.5mm厚さの綾テープを隙間なく巻いてあります。
巻いた布がゴロゴロしたり端がほつれたりするのが好きじゃないので、ほどよい幅と厚さのテープを探した結果です。
この枠はインド製で割と良く出来ているんですが、天然素材なので角の丸みがぴったり同じというワケにはいかず、最初に枠をはずす前に合印をつけてあります。この印どうしを合わせてはめればぴったりハマります。
四角い枠は布目がゆがみにくく、布を張りやすく、比較的大きな図案を刺すときに向いています。
刺しゅう枠に布をピンと張る方法
刺しゅう枠に布をピンと張る方法は枠によって異なりますが、一般的な丸枠と楕円枠に簡単に張る方法を以前動画にしたので、参考にしてください。
刺しゅう枠に布をピンと張る方法は枠によって異なりますが、一般的な丸枠と楕円枠に簡単に張る方法を以前動画にしたので、参考にしてください。
下の画像をクリックすると別ウィンドウでYoutube動画が開きます
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もし、小さい布しかない場合は下のように糸を使ってピンと張ってもかまいません。
もし、小さい布しかない場合は下のように糸を使ってピンと張ってもかまいません。
一番最初の練習の始め方
アリワークでは刺し始めに必ずバックステッチという止めのステッチを刺すんですが、いきなり出来ることではないので、一番最初の練習は糸に玉結びをして始めます。
その前に、針だけを布に刺して、「布を振り払う」感覚を覚えて欲しいと思っています。
アーリニードルはかぎ針なのでまっすぐ刺してまっすぐ引き上げると布がひっかかります。
布から針を引き出す瞬間に針を半回転させて布を振り払うようにかぎを引き出すんです。
布を振り払うときのプルっというかプツっというような感触を最初に体験してみてください。
アリワークでは刺し始めに必ずバックステッチという止めのステッチを刺すんですが、いきなり出来ることではないので、一番最初の練習は糸に玉結びをして始めます。
その前に、針だけを布に刺して、「布を振り払う」感覚を覚えて欲しいと思っています。
アーリニードルはかぎ針なのでまっすぐ刺してまっすぐ引き上げると布がひっかかります。
布から針を引き出す瞬間に針を半回転させて布を振り払うようにかぎを引き出すんです。
布を振り払うときのプルっというかプツっというような感触を最初に体験してみてください。
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なかなか先にすすまなくてごめんなさい。次は糸のかけ方の説明をします。とっても大事なところです。
なかなか先にすすまなくてごめんなさい。次は糸のかけ方と針の回し方の説明をします。とっても大事なところです。