4.練習を始める前に
まず最初に必要な道具と糸と布について
最初の練習は糸用(中)とザリで
上の画像は糸刺繍用アリニードル(中)とザリ糸ですが、ニードルに色がついているのにお気づきでしょうか?
もちろん買ったときのまま使うことも出来ますが、回しやすくするためにこのように糸を巻いて使います。
糸は25番の刺繍糸を使っていますが、同じくらいの太さの糸ならなんでも大丈夫です。
Youtubeに巻き方の動画をUPしてあるのでご覧ください。
上の画像は糸刺繍用アリニードル(中)とザリ糸ですが、ニードルに色がついているのにお気づきでしょうか?
もちろん買ったときのまま使うことも出来ますが、回しやすくするためにこのように糸を巻いて使います。
糸は25番の刺繍糸を使っていますが、同じくらいの太さの糸ならなんでも大丈夫です。
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下の画像をクリックすると別ウィンドウでYoutube動画が開きます
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ハンズフリーになる刺繍枠が必要です
アーリワークは右手(利き手)に針を持ち、左手で糸をかけながら刺すので、刺繍枠を持つことが出来ません。必ず固定された刺繍枠が必要です。
インドの刺繍工房では畳一畳もあるような大型の刺繍枠を使ったりします。サリー用の刺繍を4〜5人がかりで一気に刺していく為です。
アーリワークは右手(利き手)に針を持ち、左手で糸をかけながら刺すので、刺繍枠を持つことが出来ません。必ず固定された刺繍枠が必要です。必ず固定された刺繍枠が必要です。
インドの刺繍工房では畳一畳もあるような大型の刺繍枠を使ったりします。サリー用の刺繍を4〜5人がかりで一気に刺していく為です。
これは私がアーリワークを習いに行った南インドの工房の刺繍枠です。手前の大きな枠は生徒用で、奥の刺繍枠で職人さんが刺繍をしていました。ここは工房としては小さい規模のところです。
これは私がアーリワークを習いに行った南インドの工房の刺繍枠です。手前の大きな枠は生徒用で、奥の刺繍枠で職人さんが刺繍をしていました。ここは工房としては小さい規模のところです。
インドの足つきの丸枠です。インドではサリー用のブラウスの襟周りに刺繍をすることが多いので、ちょうど身頃が入るサイズの枠になっています。
インドの足つきの丸枠です。インドではサリー用のブラウスの襟周りに刺繍をすることが多いので、ちょうど身頃が入るサイズの枠になっています。
さて、一番手軽に刺繍枠を固定する方法をご紹介しましょう。
ホームセンターなどで売っているクランプ(万力)で刺繍枠とテーブルを一緒にはさんでしまう方法です。
これは、韓国刺繍をする方に教えて貰った方法で、その方は日本刺繍をする方に教えて貰ったとおっしゃっていたので、いろいろな刺繍で使えます。机が低いときは、机と刺繍枠の間に本など固いものをはさんで、作業面を高くすることもできます。
アーリをするなら大きいほうの楕円枠がお薦めです。
画像ではクランプは一つですが、二つ使って両側からしっかり止めたほうが良いでしょう。
クランプはホームセンターやAmazonなどで購入できます。
うまくリンクが貼れなかったので、「ホビークイックバークランプ 100mm 2個組」などで検索してみてください。
お手持ちの15cm〜の丸枠を使ってもOKです。あまり小さい枠だと糸をかけるほうの手がクランプにぶつかってやりにくいです。
大きめのサイズのものを刺繍するときは四角い刺繍枠も便利です。
さて、一番手軽に刺繍枠を固定する方法をご紹介しましょう。
ホームセンターなどで売っているクランプ(万力)で刺繍枠とテーブルを一緒にはさんでしまう方法です。
これは、韓国刺繍をする方に教えて貰った方法で、その方は日本刺繍をする方に教えて貰ったとおっしゃっていたので、いろいろな刺繍で使えます。机が低いときは、机と刺繍枠の間に本など固いものをはさんで、作業面を高くすることもできます。
アーリをするなら大きいほうの楕円枠がお薦めです。
画像ではクランプは一つですが、二つ使って両側からしっかり止めたほうが良いでしょう。
クランプはホームセンターやAmazonなどで購入できます。
うまくリンクが貼れなかったので、「ホビークイックバークランプ 100mm 2個組」などで検索してみてください。
お手持ちの15cm〜の丸枠を使ってもOKです。あまり小さい枠だと糸をかけるほうの手がクランプにぶつかってやりにくいです。
大きめのサイズのものを刺繍するときは四角い刺繍枠も便利です。
このような足つきの枠ももちろんOKです。
このような足つきの枠ももちろんOKです。
初心者向けの布
アーリワークはインドでは民族衣装のサリー用のブラウスに施されることが多く、強撚の綿糸で織られたボイルやキャンブリック、平織りのシルクなどを用います。オートクチュール向けにはネット状のソフトチュールもよく使われています。
アーリワークはインドでは民族衣装のサリー用のブラウスに施されることが多く、強撚の綿糸で織られたボイルやキャンブリック、平織りのシルクなどを用います。オートクチュール向けにはネット状のソフトチュールもよく使われています。
日本で手に入りやすい布で初心者向けの布は、とにかく平織りの薄手の布。織り糸が細すぎず、縦横の織り糸の本数が同じくらいのものが良いでしょう。
例えばシーチング、オックスフォード、パッチワーク用のエイティスケアのような布です。キャンブリックもおすすめです。
ブロードは縦糸が詰まっているのでちょっと刺しにくいです。
ローンは織り糸が細すぎて、針穴が残ってしまいます。 オーガンジーも織り糸が細くて詰まっていてひっかかりやすいので、正直あまり初心者向けではないと思います。インドでは滅多にオーガンジーは使いません。
素材は綿でも麻が入っていても構いません。
日本で手に入りやすい布で初心者向けの布は、とにかく平織りの薄手の布。織り糸が細すぎず、縦横の織り糸の本数が同じくらいのものが良いでしょう。
例えばシーチング、オックスフォード、パッチワーク用のエイティスケアのような布です。キャンブリックもおすすめです。
ブロードは縦糸が詰まっているのでちょっと刺しにくいです。
ローンは織り糸が細すぎて、針穴が残ってしまいます。 オーガンジーも織り糸が細くて詰まっていてひっかかりやすいので、正直あまり初心者向けではないと思います。インドでは滅多にオーガンジーは使いません。
素材は綿でも麻が入っていても構いません。