10.なぜアリワークを始めたのか?そしてインドに行こうと思ったのか?
今回はレッスンはありません。私の話にお付き合いください。
話は2000年頃に遡ります
2000年頃の話から始めます。
パソコンの世界ではウィンドウズ98が出てインターネットが一般的になってきた頃です。ネットサーフィンなんて言葉も流行りました。
旅行でロンドンに行く機会があり、アンティーク雑貨が好きだったこともあってロンドンに行くならあちこちのアンティークマーケットに行きたいな〜アンティークの手芸道具とか見つかると良いな〜と、ネットで調べていたら、ふと「タンバーワーク」というものが目につきました。
どうも「かぎ針を使ってする刺繍」らしいのです。かぎ針で刺繍???気になる!!!気になって気になって仕方がない、見てみたい!と思って、ロンドンのアンティークマーケットで探しました。
レース針のようなものはいくつか見つかったけど、持ち手の先の針を交換できるタイプはとうとう見つからなかったんです。下の写真のようなもの。あとで分かったのは、当時でもコレクターズアイテムで、そこらへんのアンティークマーケットにぽろっと出ているようなものではないということ。専門店でみつかってもとても高額だということでした。
2000年頃の話から始めます。
パソコンの世界ではウィンドウズ98が出てインターネットが一般的になってきた頃です。ネットサーフィンなんて言葉も流行りました。
旅行でロンドンに行く機会があり、アンティーク雑貨が好きだったこともあってロンドンに行くならあちこちのアンティークマーケットに行きたいな〜アンティークの手芸道具とか見つかると良いな〜と、ネットで調べていたら、ふと「タンバーワーク」というものが目につきました。
どうも「かぎ針を使ってする刺繍」らしいのです。かぎ針で刺繍???気になる!!!気になって気になって仕方がない、見てみたい!と思って、ロンドンのアンティークマーケットで探しました。
レース針のようなものはいくつか見つかったけど、持ち手の先の針を交換できるタイプはとうとう見つからなかったんです。下の写真のようなもの。あとで分かったのは、当時でもコレクターズアイテムで、そこらへんのアンティークマーケットにぽろっと出ているようなものではないということ。専門店でみつかってもとても高額だということでした。
次は2013年頃?
ロンドンでタンバーフックが見つからなかった時の事はずっと頭のどこかにひっかかっていました。
自分で手芸店を開いてから、情報収集のためネットで海外のサイトなど調べていたら、アメリカのLacisという手芸店でその「タンバーワーク」用の針を扱っているのを見つけました。ちゃんと現代の製品があったんですね。
これは手に入れてみたい!と思ってメールをしてみたりしたけど、当時、Lacisは海外向けの小売り販売をしてなかったのかな?理由は忘れたけど購入出来なかったんです。
※現在はamazonで購入できます。
ロンドンでタンバーフックが見つからなかった時の事はずっと頭のどこかにひっかかっていました。
自分で手芸店を開いてから、情報収集のためネットで海外のサイトなど調べていたら、アメリカのLacisという手芸店でその「タンバーワーク」用の針を扱っているのを見つけました。ちゃんと現代の製品があったんですね。
これは手に入れてみたい!と思ってメールをしてみたりしたけど、当時、Lacisは海外向けの小売り販売をしてなかったのかな?理由は忘れたけど購入出来なかったんです。
※現在はamazonで購入できます。
余談ですが、Lacisのタンバーフックはリュネビル刺繍用のクロッシェとは少し異なります。リュネビル刺繍では針を短くカットして使用しますが、タンバーワークでは表からもビーズを縫い付けたりできるように、針を長いまま使うこともあります。そのため、針の長さを自分で調節できるようにホルダーの中の空洞が長くなっています。針は刺繍ミシン用の特殊な針で、先がかぎになっています。ホルダーの空洞が長いという意味ではcloverのリュネビルクロシェ針と同じですね。cloverさんはせっかく針を長く出して使える形状のホルダーを作ったのに、リュネビル刺繍のようにビーズを裏面につける方法しか紹介していなくて、たいへんもったいないと思います。針を長くすればアリワークのように表にビーズをつけられるのに・・・
余談ですが、Lacisのタンバーフックはリュネビル刺繍用のクロッシェとは少し異なります。リュネビル刺繍では針を短くカットして使用しますが、タンバーワークでは表からもビーズを縫い付けたりできるように、針を長いまま使うこともあります。そのため、針の長さを自分で調節できるようにホルダーの中の空洞が長くなっています。針は刺繍ミシン用の特殊な針で、先がかぎになっています。ホルダーの空洞が長いという意味ではcloverのリュネビルクロシェ針と同じですね。cloverさんはせっかく針を長く出して使える形状のホルダーを作ったのに、リュネビル刺繍のようにビーズを裏面につける方法しか紹介していなくて、たいへんもったいないと思います。針を長くすればアリワークのように表にビーズをつけられるのに・・・
7年くらい前かな
あるとき、インドにもかぎ針刺繍があることを知りました。 Aari work???気になる!!!気になって気になって仕方がない!
いろいろ調べたら、日本でそれを教えているところがあるらしい。その教室は東京でお店もやっているらしいということで、行ってみたんだけど、生徒さん以外には針は販売してなくて買えませんでした。(ならそこで習えよって話ですが、なんとなくその気にはならなかったんですね)
でも、インドから取り寄せられることも分かったので、早速手に入れてみました。
手に入ったものの、いざやってみたらとにかく難しい!あまりにも思うように扱えなかったんです。Youtubeで見るインドの職人さんはいともたやすくステッチしているのに。
自分では手先が器用なほうだと思っていたので、ちょっとショックでした。
とにかくその頃はYoutubeを見まくって、独学で練習しました。
でも、独学での限界です。自分がやっていることは何かが違う気がする。思うようにスピードが出ない。練習しても職人のように刺せないんです。
あるとき、インドにもかぎ針刺繍があることを知りました。 Aari work???気になる!!!気になって気になって仕方がない!
いろいろ調べたら、日本でそれを教えているところがあるらしい。その教室は東京でお店もやっているらしいということで、行ってみたんだけど、生徒さん以外には針は販売してなくて買えませんでした。(ならそこで習えよって話ですが、なんとなくその気にはならなかったんですね)
でも、インドから取り寄せられることも分かったので、早速手に入れてみました。
手に入ったものの、いざやってみたらとにかく難しい!あまりにも思うように扱えなかったんです。Youtubeで見るインドの職人さんはいともたやすくステッチしているのに。
自分では手先が器用なほうだと思っていたので、ちょっとショックでした。
とにかくその頃はYoutubeを見まくって、独学で練習しました。
でも、独学での限界です。自分がやっていることは何かが違う気がする。思うようにスピードが出ない。練習しても職人のように刺せないんです。
この動画は私のアリワークの先生、職人さんです。これはレッスンのときなので仕事のときよりちょっと遅めだけど、このスピード魅力的じゃないですか?
やっぱり本物を見なきゃダメだ!インドのAari Workを生で見たい、現地で習いたい!と思いました。
コロナ禍前までに2年で3回渡印して習いました。でもね、正直言って、私が今このブログで書いているような理論的なメソッドは全て自分で何度も試して分かったことです。インドではこういうことは全く習いませんでした。ただ先生のお見本を見て同じようにやってみるだけ。それでも、現地で体験したことは全て大事な宝物です。おいおい書いていこうと思います。
この動画は私のアリワークの先生、職人さんです。これはレッスンのときなので仕事のときよりちょっと遅めだけど、このスピード魅力的じゃないですか?
やっぱり本物を見なきゃダメだ!インドのAari Workを生で見たい、現地で習いたい!と思いました。
コロナ禍前までに2年で3回渡印して習いました。でもね、正直言って、私が今このブログで書いているような理論的なメソッドは全て自分で何度も試して分かったことです。インドではこういうことは全く習いませんでした。ただ先生のお見本を見て同じようにやってみるだけ。それでも、現地で体験したことは全て大事な宝物です。おいおい書いていこうと思います。
2024年8月23日