8.刺し始めと刺し終わり
ここでは、刺し始めのステッチを「バックステッチ」、刺し終わりのステッチを「ノットステッチ」という名称で呼んでいます。
ステッチの名称はインドまたはアリワーク教室等で使われているものとは異なる場合があります。なぜなら、インドは多言語国家であるためさまざまな呼び名があり、それを他国で教える場合、教える人によって独自の名称を使っているからです。
玉結びとはオサラバ
「5.練習の始め方」で、まだ何もできない一番最初は糸に玉結びをして練習を始めましょう。と書きました(Youtubeの説明のほうね)。
最初っからバックステッチやノットステッチが出来るはずないんです。特にノットステッチは難しいです。難しいけどこの二つが出来なきゃどうにもならない。アリワークはこの二つとチェーンステッチの三つで成り立ってると言っても過言ではありません。
この記事を読んで、動画を見て、そして玉結びとはオサラバ。自然に手が動くようになるまで、練習しましょう〜!
「5.練習の始め方」で、まだ何もできない一番最初は糸に玉結びをして練習を始めましょう。と書きました(Youtubeの説明のほうね)。
最初っからバックステッチやノットステッチが出来るはずないんです。特にノットステッチは難しいです。難しいけどこの二つが出来なきゃどうにもならない。アリワークはこの二つとチェーンステッチの三つで成り立ってると言っても過言ではありません。
この記事を読んで、動画を見て、そして玉結びとはオサラバ。自然に手が動くようになるまで、練習しましょう〜!
刺し始めは「刺し始めのバックステッチ」
「刺し始めのバックステッチ」が名称です。ときどきただの「バックステッチ」と書いてしまうかも。
※ここで、ステッチの名称について書いておきます。
ステッチの名称はインドまたはアリワーク教室等で使われているものとは異なる場合があります。なぜなら、インドは多言語国家であるためさまざまな呼び名があり、それを他国で教える場合、教える人によって独自の名称を使っているからです。
なので、アリワークをお教室で習っている方、ここを見て「うちの先生と違う!ダメ!」と思わないでね。それぞれの名称を尊重してください。
私は出来るだけ、インドで使われている名称を使いたいと思います。でもそれもヒンドゥー語だったりタミル語だったり英語だったりするので、ときどき同じステッチを別の名称で書いてしまうこともあるかもしれません。ごめんなさい。先に謝っておきます。
「バックステッチ」という名称のステッチが実は別にあります。
なので「刺し始めのバックステッチ」としました。
私が最初に習った南インドのマスターは、このステッチに対して呼び名を持っていませんでした。次に習った北インドの職人さんも特に名称を使ってませんでした。それくらいあたりまえのステッチですが、ただ「刺し始め」と呼ぶのもなんなので「刺し始めのバックステッチ」と呼びます。
「刺し始めのバックステッチ」が名称です。ときどきただの「バックステッチ」と書いてしまうかも。
※ここで、ステッチの名称について書いておきます。
ステッチの名称はインドまたはアリワーク教室等で使われているものとは異なる場合があります。なぜなら、インドは多言語国家であるためさまざまな呼び名があり、それを他国で教える場合、教える人によって独自の名称を使っているからです。
なので、アリワークをお教室で習っている方、ここを見て「うちの先生と違う!ダメ!」と思わないでね。それぞれの名称を尊重してください。
私は出来るだけ、インドで使われている名称を使いたいと思います。でもそれもヒンドゥー語だったりタミル語だったり英語だったりするので、ときどき同じステッチを別の名称で書いてしまうこともあるかもしれません。ごめんなさい。先に謝っておきます。
「バックステッチ」という名称のステッチが実は別にあります。
なので「刺し始めのバックステッチ」としました。
私が最初に習った南インドのマスターは、このステッチに対して呼び名を持っていませんでした。次に習った北インドの職人さんも特に名称を使ってませんでした。それくらいあたりまえのステッチですが、ただ「刺し始め」と呼ぶのもなんなので「刺し始めのバックステッチ」と呼びます。
すでにチェーンステッチをマスターしている(はず)なので、簡単ですね。スタート位置に刺して、1目バックしてからスタートする。それだけです。ただ、厚みのある素材(大きいビーズなど)を刺すときはまたちょっと違うので、それはおいおい書くことにします。
それでは、さっそく動画を見ていきましょう。長さが9分ちょいあります。
すでにチェーンステッチをマスターしている(はず)なので、簡単ですね。スタート位置に刺して、1目バックしてからスタートする。それだけです。ただ、厚みのある素材(大きいビーズなど)を刺すときはまたちょっと違うので、それはおいおい書くことにします。
それでは、さっそく動画を見ていきましょう。長さが9分ちょいあります。
下の画像をクリックすると別ウィンドウでYoutube動画が開きます
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刺し終わりは「ノットステッチ」
動画ではまとめて見ていただきました。
刺し終わりの止めのステッチは「ノットステッチ」です。
南インドのマスターは「finishing」と呼んでいました。北インドの先生は「knot stitch」。ヒンディー語では「pakka(パッカ)」と言うそうです。
動画を見ていただいたので、だいたいわかったと思いますが、ポイントを解説しますね。
動画ではまとめて見ていただきました。
刺し終わりの止めのステッチは「ノットステッチ」です。
南インドのマスターは「finishing」と呼んでいました。北インドの先生は「knot stitch」。ヒンディー語では「pakka(パッカ)」と言うそうです。
動画を見ていただいたので、だいたいわかったと思いますが、ポイントを解説しますね。
前の目の近くと書きましたが、最初のうちは少し離したほうがやりやすいと思います。
前の目の近くと書きましたが、最初のうちは少し離したほうがやりやすいと思います。
このとき、1つめのループが小さくなるようなら、薬指で押さえます。
このとき、1つめのループが小さくなるようなら、薬指で押さえます。
2つめのループを伸ばせば1つめのループは小さくなりますが、小さくしすぎてはダメです。1.5目分くらいの長さにします。
2つめのループを伸ばせば1つめのループは小さくなりますが、小さくしすぎてはダメです。1.5目分くらいの長さにします。
2つめのループで左回りに糸をかけたので、針も左回りに動かします。ここで2つめのループをひねることで、あとではずれないノットステッチになります。
刺し進む方向によって右回りに糸をかけたときは針も右回りに動かしてループをひねります。
2つめのループで左回りに糸をかけたので、針も左回りに動かします。ここで2つめのループをひねることで、あとではずれないノットステッチになります。
刺し進む方向によって右回りに糸をかけたときは針も右回りに動かしてループをひねります。
どこらへんにかぎをかければ良いかよく質問されますが、かけやすいところにかけてもらえば良いです。
どこらへんにかぎをかければ良いかよく質問されますが、かけやすいところにかけてもらえば良いです。
「かぎは動かさないで!」とあるとおり、ついついかぎを引っ張りたくなりますが、1つめのループが動かないようにかぎで支えているという感じです。
ここは、下の糸を引いて1つめのループを2つめのループにくぐらせることに集中してください。2つめのループを1つめのループにかぶせるようなイメージです。
「かぎは動かさないで!」とあるとおり、ついついかぎを引っ張りたくなりますが、1つめのループが動かないようにかぎで支えているという感じです。
ここは、下の糸を引いて1つめのループを2つめのループにくぐらせることに集中してください。2つめのループを1つめのループにかぶせるようなイメージです。
下の糸を引いていけば2つめのループが小さくなるので、そのままぎゅっと絞めます。
下の糸を引いていけば2つめのループが小さくなるので、そのままぎゅっと絞めます。
ループが出たままでも止まっていますが、下の糸を引けば布の下に引き込まれて見えなくなります。これでノットステッチが完成です。
ループが出たままでも止まっていますが、下の糸を引けば布の下に引き込まれて見えなくなります。これでノットステッチが完成です。
横から見た感じでイラストにしました。ここでチェーンステッチとなっている部分にこれから様々なステッチやビーズなどが入ってきますが、刺し始めのバックステッチと刺し終わりのノットステッチはいつでも必ず刺してください。
ループを引き込めなくて残ってしまったときの裏技をビデオの最後に紹介しましたが、このイラストのように1つめのループの真ん中あたりをぎゅっとすれば、よっぽどループが長すぎるときでないかぎりちゃんと引き込めます。
1つめのループの根本近くでぎゅっとするとループが残ることが多いので気を付けてください。
このように、バックステッチ&ノットステッチをタテヨコだけでなく、全方向で繰り返し練習してください。
十字に刺して、さらに斜め十字を重ねて、それをたくさんちりばめただけでも素敵な模様になりますよ。
横から見た感じでイラストにしました。ここでチェーンステッチとなっている部分にこれから様々なステッチやビーズなどが入ってきますが、刺し始めのバックステッチと刺し終わりのノットステッチはいつでも必ず刺してください。
ループを引き込めなくて残ってしまったときの裏技をビデオの最後に紹介しましたが、このイラストのように1つめのループの真ん中あたりをぎゅっとすれば、よっぽどループが長すぎるときでないかぎりちゃんと引き込めます。
1つめのループの根本近くでぎゅっとするとループが残ることが多いので気を付けてください。
このように、バックステッチ&ノットステッチをタテヨコだけでなく、全方向で繰り返し練習してください。
十字に刺して、さらに斜め十字を重ねて、それをたくさんちりばめただけでも素敵な模様になりますよ。