2.世界のかぎ針刺繍
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アジアのかぎ針刺繍
前のページに書いたように、Aari work(アーリワーク/アリワーク)インドやパキスタンなどで主に職業的に行われている刺繍です。
インド北部のカシミール地方のKashmiri(Kashida)刺繍もチェーンステッチの刺繍です。道具はかぎ針ですが、アーリのかぎ針に比べかぎの大きな針を使い、枠を使わずに刺します。
中央アジアのウズベキスタンが発祥と言われるかぎ針刺繍はsuzani(スザニ)刺繍です。スザニ刺繍では枠を使って刺繍をします。
suzaniもaariも、どちらも「針」という意味の単語が語源だそうですが、スザニは本来「針で細工を施した布」という意味で、かぎ針で刺繍するテクニックを指したものではないようです。ですので、スザニには一般的な刺繍針でシルク糸を独特のコーチングステッチで刺し埋めたものなどもあります。
前のページに書いたように、Aari work(アーリワーク/アリワーク)インドやパキスタンなどで主に職業的に行われている刺繍です。
インド北部のカシミール地方のKashmiri(Kashida)刺繍もチェーンステッチの刺繍です。道具はかぎ針ですが、アーリのかぎ針に比べかぎの大きな針を使い、枠を使わずに刺します。
中央アジアのウズベキスタンが発祥と言われるかぎ針刺繍はsuzani(スザニ)刺繍です。スザニ刺繍では枠を使って刺繍をします。
suzaniもaariも、どちらも「針」という意味の単語が語源だそうですが、スザニは本来「針で細工を施した布」という意味で、かぎ針で刺繍するテクニックを指したものではないようです。ですので、スザニには一般的な刺繍針でシルク糸を独特のコーチングステッチで刺し埋めたものなどもあります。
東欧のかぎ針刺繍
ミシンでするかぎ針刺繍
余談ですが、1840年頃にかぎ針で刺繍をするミシンが開発されました。
当時、タンバーワークはチュールのようなネット状の布にレース模様を描く刺繍としても好まれていましたが、そのような糸のみで刺すかぎ針刺繍はミシン刺繍に置き換わっていき、現代では工業用の大きな機械になっています。
また、手ハンドルミシンというものがあるんですが、これも先端がかぎになっているミシン針(リュネビル刺繍の針と同様のもの)を使ってチェーンステッチやサガラ縫いをするミシンです。スタジャンについているワッペンのようなものが作れます。検索すれば動画も出てくるはず。面白いですよ。
余談ですが、1840年頃にかぎ針で刺繍をするミシンが開発されました。
当時、タンバーワークはチュールのようなネット状の布にレース模様を描く刺繍としても好まれていましたが、そのような糸のみで刺すかぎ針刺繍はミシン刺繍に置き換わっていき、現代では工業用の大きな機械になっています。
また、手ハンドルミシンというものがあるんですが、これも先端がかぎになっているミシン針(リュネビル刺繍の針と同様のもの)を使ってチェーンステッチやサガラ縫いをするミシンです。スタジャンについているワッペンのようなものが作れます。検索すれば動画も出てくるはず。面白いですよ。